#04 広場デザインの検討支援

広場デザインの検討支援

ベンチを置いたからと言って、人が集まるわけではない。街のなかの「居間」のように。人が行き交う場所に広場を。

スペースシンタックスは、駅前広場の歩行者動線の現状を把握したり、広場のデザイン案の空間特性を指標化することなどにより、歩行者のための広場デザインを支援します。

楽しめる都市の屋外を、もっと日本に。

背景・課題

日本においても、ようやく「人」のため広場空間の大切さが認識されるようになってきました。これまで自動車が主役だった駅前広場も人を中心に考えられるようになり、また、都市内の公開空地なども、歩行者が通り抜けたり、休憩したり、人と出会ったりする場として考えられるようになってきました。ただし、良い広場は、ただ座りやすいベンチを置き、美しい植栽を配置すればよいというものではありません。周辺の街路や施設との関係を踏まえた、空間の配置、構成のデザインが重要です。

スペースシンタックスにできること

スペースシンタックスでは、広場のデザイン案について、空間特性を指標化することにより、歩行者にとって使いやすく、また、滞留行動を誘発するような魅力ある広場となるよう、デザイン検討の支援を行います。天気の良い日や、気分の良い夜に、そこで居たくなるような、そんな場所づくりに向けて。地域を象徴する場所の活性化施策が、確実に成果を得られるように。私たちは、そんなプロジェクトに貢献します。

具体的な成果のイメージ

まず、周囲の街路・公共空間ネットワークの分析を行い、敷地のポテンシャル(動線や土地利用との関係から)を示します。また、設計案について、視覚的、動線的なつながりの指標化を行うことによって、歩行者にとっての、わかりやすさ、たどり着きやすさ、滞留の魅力度などの観点、また、広場整備による周囲への波及効果などの観点から設計案の評価、改善提案を行います。

関係する方々

鉄道事業者の方々、地域の商業者の方々、エリアマネジメント組織の方々、地方自治体の方々、など。